教育の根本は生きる力をつけること

教育とは、教え育むことであり、知育、徳育、体育のバランスがとれていることが大切です。現代の世の中は情報が多く、状況の変化も激しいので、それについていくために、保護者や教育者もどのような価値観をもっていいのか迷うところがあります。しかし、教育の根本は、幸福に生きる力、成長する力をつけることでしょう。幸福に生きるためには、他者との協調、思いやりが必要です。成長することで、自らの悩みやあやまちを克服することができます。勉強によって多くを知ることは、広い世界を知ることであり、解決の方法をたくさん知ることであり、他者の気持ちを知ることになります。
どのような環境にあっても、赤ちゃんの時代から子どもが育っていく心の道すじは変わりません。愛情に包まれて、あたたかく見守られ、のびのびと育てられることが必要です。その基本がある上で、新しい知識や情報を身につけさせる、それが現代の日本で望まれる教育といえましょう。
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